TPP交渉は破談となる!? 日本とアメリカの埋まらない壁とは
交渉がスタートしてから何か月が経過するでしょうか?
環太平洋経済パートナーシップの交渉は日米間で難航を極めています。
そもそもこのTPPというものは、アメリカが仕掛けたアジア侵略の試金石ではないかと思う人も少なくないと思います。
そしてそのアメリカのアジア侵略の肝となるのがどう考えても日本。
世界最大の市場経済を持つ日本には、世界各国から挑戦にくるビジネスマンがいますよね。
今回のTPPではないにしろ、今後アジア戦略を展開しようとするエンタメ・ファッション・グルメなど、どの分野をもってしてもまずは日本で成功することが最重要なんだそうです。
それもそのはず、気づいていないのは当の日本人だけで世界から見ればここまで目の肥えた舌の肥えた、どんなことにも細部まで拘るような人種っていないんですよね。
だから日本での成功は即ちアジアでの成功が約束されるという考え方。
1mmも間違ってないと思います!
そして今回のTPP交渉。
アメリカも上に書いたことと同じような考えを持っているのではないでしょうか?
もちろん具体的な部分では異なる部分は多々ありますが、どうしてもアメリカとしては日本を引き込みたいんです。
しかもアメリカ自身の言いなりにさせたうえでというのが必須条件。
果たしてそんなに思惑通りに進むでしょうか?
今アメリカが日本に突き付けているのは明らかに不平等な条件です。
自動車の関税は維持しつつ農業製品だけは関税ゼロにしろですて。
そもそもここからボタンの掛け違いが発生しています。
正直日本はTPPに参加しなくてもいいんですから・・・
※農林水産会をないがしろにしてまでという意味で。
もうこうなってしまうと待っている結末は交渉決裂となるわけですよね。
今の日本は2012年までの日本ではありません。アメリカの国力が衰えている信頼できな状況下で、日本は安倍さんをトップに息を吹き返してきている。
正直今の日本は強いと思いますよ。アメリカが苦々しく思うくらいには(笑)
日本の聖域とアメリカの妥協、これが同時成立しなければTPPは破たんするでしょう。