気分屋まっちの捻くれブログ

完全なる気分屋「まっち」が特にテーマもなく気になることを日記にしてみますよ。

話題の商業施設「キラリトギンザ」はすぐに廃れる!?

2004年10月31日(金)、10月の最終日ということもあり六本木や渋谷などではハロウィンで最高潮に盛り上がるであろう今日この頃、

銀座では以前より話題になっていた商業施設「キラリトギンザ」に行ってきた。

あいにくの曇りもようだったこともあり、若干の寒さを感じつつも銀座一丁目中央通りにある当該ビルに到着。

 

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周囲にはこれぞ銀座のお店!というような高級店が立ち並び、キラリトギンザもその並びにふさわしいといえるほどのオシャレ感を演出していた。

 

関係者でもないので内観の写真は撮ってないのだが、13層からなるこの建物をぶらぶらと見学に行ってきた。

 

各店舗の詳細については公式HPを参照してもらいたいので割愛。

実際に中に入った印象を淡々とレビューしていこうと思う。

 

入館するといきなり絵の前にエスカレーターがお出迎え。

決して演出というわけでも、1Fには店舗がないわけでもなく、

単に面積上の問題であろうと推察。

エスカレーターは幅が50cmほどしかないので、一人ひとりが一列にならないといけないタイプ。

構造上仕方のないこととはいえ解放感というものを感じることができない。

これはマイナスポイントに感じた。

 

オープン当初ということもあり、館内には至るところにアルバイトの警備員が配置されている。

エスカレーターを降りると、その警備員が「いらっしゃいませ」とあいさつをしてくれることはいいのだが、どう見ても接客の経験がない単なるバイトの人間なのでぎこちなさが目立つ。

警備員としても心もとない感じを受けたので何のために誰のために配置しているのかがわからない状況だった。

 

各フロアはそれぞれコンセプトに沿った店舗群がテナントされており、4Fのカフェフロアは多くに人でにぎわっていた。

とりわけMERCER BRUNCH GINZA TERRACEはオープンカフェ仕様となっているのだが、非常にオシャレな印象を受けた。

季節的には厳しくなってきたが、夜にこのオープンカフェを利用すれば感動が一層増すことと思う。

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この4Fと、国内最大級の「俺の~」シリーズがあるB1Fには多くの客が訪れていた。しかしながら銀座という立地からなのか、平日の日昼という時間的な問題からなのかは不明だが、

高齢者の姿がひじょーーーーーーーーーーーーに目立つ。

各テナントも高級志向なのでこれはこれでいいのかとも思うが、

せっかく新しいオシャレなビルを建てたのだから若者をもう少し意識してもいいのでは?という疑問は拭えない。

 

結局ブライダルフロアとなる11Fと最上階12Fは見学を遠慮させていただいたが、

全般的に見てもターゲット層をどちらかに振り切らないと今後は厳しいのではないかと思う。

もし両方の層をうまくブレンドして取り入れたとしても、今度は混雑時に対応できるような運搬設備がそろっていない(エスカレーターは先述のとおり、エレベーターは7~8人乗りが2基のみなので混雑時以外でもなかなか来ない)ということも、

顧客を意識しているのか完全な自己満足で作ったのか不明なビルとなってしまっている。